当院のむし歯治療
できるだけ再発を防ぐ適切な治療
当院の治療では、必要に応じて歯を削る、神経を抜く、抜歯するといった処置を行うようにしております。その際には一度治療したところがむし歯や歯周病などにならないように、丁寧な治療を行うように心がけております。
また、治療後も同じ生活や同じブラッシングを続けていては、いずれまたむし歯になる場合があります。そこで、当院では治療後に注意する点、ブラッシング時の留意点などをアドバイスしています。
できるだけ痛みを感じない治療
麻酔を使う際には、表面麻酔を使って歯の痛みを和らげる工夫をして、できるだけ痛みの少ない方法で治療を行っております。
患者様が一番納得できる治療
患者様には様々な選択肢をご提案いたします。また、どんな治療を行う前にも必ず丁寧に説明を行い、患者様がご納得いただいてから進めるようにしております。
全身の体調を考慮した治療
痛みやトラブルがあるところだけではなく、全身の体調をふまえた上で治療に入っています。特にご高齢の方や血圧の高い方の抜歯は、時には危険を伴うこともあるので、血圧やその他の疾患、飲んでいるお薬に十分注意してから治療をいたします。
また、「次の10年のお口の健康」までを考え、治療を進めるようにしています。
お子様のむし歯治療
お子様のお口は成長過程にあるため、将来的なむし歯や歯周病、歯並びの乱れ、噛み合わせなどのリスクの回避・予防がより重要な位置づけとなると、当院では考えております。
お子さまのむし歯予防にはフッ素塗布が有効です。当院ではフッ素塗布に加え、フッ素イオン導入法(いずれも保険適用)も行っておりますので、一般的なフッ素塗布と比べてより大きな効果が期待できます。
歯周病治療
歯周病とは、細菌の感染によって発症する炎症性疾患のことをいいます。最初は歯周病菌によって、歯肉の炎症や出血が起こり、放っておくと抜歯をしなければいけなくなってしまいます。また、自覚症状がないまま進行していくことも歯周病の怖いところです。
症状をあげると、歯がぐらぐらする、ブラッシング時に出血する、口臭が気になる、朝起きたら口の中がネバネバする、食事のときによく物が歯の間に挟まる、などの症状がでたら要注意です。
当院の歯周病治療
歯周病の治療には、ある程度の治療期間が必要です。
軽度の歯周病治療や予防は、定期検診で専門家によるお口のクリーニングが有効です。歯間や歯周ポケット、奥歯の裏側などを専用の器具で歯垢(プラーク)を徹底的に取り除き、炎症を抑制・予防します。また、毎日のブラッシング指導をさせていただき、歯垢(プラーク)の溜まりにくいお口を作ります。
また、以下のような取り組みを行っています。
位相差顕微鏡を使った歯周病菌の検査
当院では、位相差顕微鏡(いそうさけんびきょう)で定期的に歯周病菌をチェックしています。
無色透明な歯周病菌は普通の顕微鏡では見ることができませんが、位相差顕微鏡では歯周病菌を視認することが可能です。また、現在の菌の状態を知ることによって、実際にどういう治療が必要かを判断できるので、治療後の結果を目で見て確認することができます。
検査内容によって保険適用となることもあります。
レーザー治療
レーザー光によって、熱エネルギーでむし歯予防や歯周病を治療する方法です。歯を削らないので「痛みを感じにくい」治療です。副作用はなく身体に電気を通さないため、心臓に持病がある方や高血圧や妊娠中の患者様でも安心して受けていただけます。
フッ素イオン導入
フッ素は、歯質に取り込むことによってむし歯に強い歯とする効果があります。当院ではパイオキュアーという特殊な機械を使用することで、フッ素をイオン化させ、本来なら歯に取り込まれにくいフッ素を効果的に導入することができます。
これがいわゆる「フッ素塗布」です。ハブラシなどでフッ素を塗布する方法もありますが、パイオキュアーのほうがより効果的だと言われています。ぜひお試しください。
3DS治療(歯周内科治療)
ご自宅で専用のマウスピースに抗菌剤をいれ装着することで、むし歯菌や歯周病菌の殺菌をする治療法です。むし歯や歯周病の予防に効果があります。
GTR法(組織再生誘導法)
歯周病などにより骨が失われた部位を覆うように特殊な人工膜を張り、その内部で歯槽骨や歯根膜の修復を促します。
※歯周組織の状態によっては、GTR法を行えない場合もございます。ご了承ください。